弁護士 福﨑博孝

(ふくざき・ひろたか 長崎県弁護士会所属)

昭和56年4月長崎県弁護士会に弁護士登録してから42年が経過しました。この間、長崎北松じん肺訴訟事件、豊田商事金ペーパー商法など投資取引等被害者救済事件、雲仙普賢岳噴火災害被災者支援活動や阪神淡路大震災被災者支援活動を契機とした被災者生活再建支援法の制定運動、日本司法支援センター(法テラス)準備・創設業務、NPO法人消費者被害防止ネット設立など消費者支援活動などに関わってきました。
そしていま弁護士歴42年を経て、弁護士としての最後の業務として“病院等の臨床現場とコミットした臨床医療法務”に関わることが多くなっています。数年前のコロナ禍において医療者の臨床現場は大変な状況にありましたが、それ以前から、医療事故など医療紛争、ペイシェントハラスメントトラブル(患者家族からの医療者への暴言・暴力等)、職員間ハラスメントなどが多くみられ、医療現場の疲弊の原因の一つになっていました。また、人の終末期(人生の最終段階)における医療倫理問題についての法律相談も増えてきています。今後、弁護士歴を閉じるまでの私の業務の中心は“臨床医療法務”に関わることのようです。

学歴
昭和48年3月長崎県立島原高等学校卒業
昭和54年3月九州大学法学部卒業
職歴
昭和56年長崎県弁護士会弁護士登録
昭和63年4月日弁連消費者問題対策委員会(退任)
平成2年4月九弁連消費者問題連絡協議会(退任)
平成5年5月日弁連災害対策基本法小委員会(退任)
平成7年11月 日弁連阪神・淡路大震災緊急対策本部「自然災害に対する保障制度検討小委員会」委員長代行(退任)
平成10年4月(財)長崎県医師会顧問
平成13年10月長崎労働局個別労働紛争調整委員会会長(退任)
平成14年5月長崎県(財)県民ボランティア振興基金理事(退任)
平成16年8月日本赤十字社長崎原爆病院医療安全管理委員会
平成18年4月日本司法支援センター長崎地方事務所所長(法テラス長崎所長)(退任)
平成18年9月長崎県NPOボランティア活動推進協議会会長(退任)
平成22年4月長崎労働局長崎地方労働審議会(退任)
平成24年10月長崎大学メディカル・ワークライフバランスセンター外部アドバイザー(退任)
平成25年7月長崎県移植医療推進協議会委員
平成26年10月長崎大学病院運営会議(病院顧問)(退任)
平成27年2月長崎大学BSL-4施設に関する有識者会議(退任)
平成27年7月長崎県医師会院内事故調査支援委員会(相談役)
平成28年4月長崎県移植医療協議会
平成29年7月NPO法人長崎地域医療連携ネットワークシステム協議会(あじさいネット)顧問
平成29年11月長崎労働局長崎地方労働審議会(会長)(退任)
平成29年12月長崎保護司選考会委員(退任)
令和2年4月長崎みなとメディカルセンター(理事)(退任)
令和2年5月NPO法人消費者被害防止ネット理事長
令和4年4月長崎原爆病院運営委員会委員

【主要著書等】
(1)「地震・噴火・津波災害に対する国民的保障制度」(自由と正義1997年8月号117頁)
(2)「雲仙普賢岳災害から今日に至る被災者支援施策の展開」(震災復興と公共政策Ⅱ(1頁)、阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」2005年)
(3)「消費者契約法等の実務」(日弁連研修叢書「現代法律実務の諸問題」平成17年度研修版561頁)
(4)「有料サイトの利用とクレジットカードの支払いをめぐる訴訟における未成年の子の親の責任-長崎地佐世保支判平20・4・24をもとに-」(現代消費者法№3・39頁)
(5)「カード被害救済の法理と実務」(民事法研究会)(2011年3月)
(6)「判例に学ぶ 消費者契約トラブルへの対処法」(県弁協同組合)(2013年4月)
(7)「医療訴訟における『カルテの記載・不記載』『診療ガイドライン』の取扱い」(平成24年11月8日 第57回日本生殖医学会学術講演会)
(8)「(医療と福祉に従事しようとする人のための)医療の倫理」(長崎医療技術専門学校テキスト2014年)
(9)「裁判例から学ぶ インフォームド・コンセント(患者と医療者をつなぐために)」(民事法研究会)(2015年8月)
(10)「医療事故・ペイシェントハラスメント、紛争予防・解決の実践的手法(患者・家族との向き合い方)日本法令(2023年8月出版予定)

弁護士 永岡亜也子

(ながおか・あやこ 長崎県弁護士会所属)

千葉県出身です。長崎にはもともと地縁はありませんでしたが、司法試験合格後の司法修習で長崎に配属となり、約10か月間を過ごす中で、自然豊かで、食べ物もお酒も美味しく、また、人柄もいい長崎の地に魅了され、そのまま長崎で就職をしました。大学や法科大学院では、医事法のゼミや授業を選択するなど、医療訴訟分野にも興味を持っていましたので、当事務所に就職してからも、一般民事や家事に加え、医療訴訟・医療法務にも関心を持って取り組んでいます。弁護士会では、消費者委員会や倒産委員会、法教育委員会などに在籍しています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

学歴
平成16年 3月 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
平成18年 3月慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)修了     
平成20年 6月国家公務員採用Ⅰ種試験(法律)合格
平成20年 9月司法試験合格
職歴
平成21年12月長崎県弁護士会登録
福﨑博孝法律事務所(現:弁護士法人ふくざき法律事務所)入所
平成22年 9月長崎県医療技術専門学校非常勤講師(~平成28年度(ただし、平成24・26年度を除く))
平成23年 4月 長崎県弁護士会常議員(~平成27年3月)
平成25年 4月 長崎県弁護士会子どもの権利委員会副委員長(~平成27年3月)
長崎大学病院臨床研究倫理委員会委員(~平成29年12月)
平成26年 4月 長崎大学病院治験審査委員会委員(~平成29年12月)
平成27年 4月 長崎県弁護士会事務局次長(~平成29年3月)
平成28年 4月 長崎県交通安全対策会議委員(~現在)
平成29年 4月 長崎県弁護士会消費者問題対策委員会委員長(~平成29年12月)
平成29年 7月 長崎市農業委員会委員(~現在)
平成29年 9月 長崎県消費生活審議会委員(令和4年4月~会長)
平成29年10月 長崎県金融広報委員会金融広報アドバイザー(~現在)
平成30年1月産休・育休取得(~平成31年3月)
平成31年 1月 長崎大学病院臨床研究倫理委員会委員(~同年3月)
平成31年 4月 長崎大学病院顧問(~現在)
長崎大学病院治験審査委員会委員(~現在)
令和6年4月長崎県医療技術専門学校非常勤講師
長崎大学医学部非常勤講師
長崎県弁護士会法教育委員会副委員長
長崎県弁護士会法教育センター運営委員会副委員長

弁護士 福﨑龍馬

(ふくざき・りょうま 長崎県弁護士会所属)

長崎で生まれ育ち、九州大学を卒業後、地元長崎にて弁護士をしています。現実社会の揉め事を、当事者が納得できるように、できるだけ合理的な理屈で解決する、法律の世界にのめり込み、大変楽しく、弁護士の仕事をしています。令和2年以降、新型コロナで大変な時期ですが、自宅で過ごす時間が増えたことを利用して、基本情報技術者の資格を取得しました。何事ものめり込むタイプなので、様々な分野に対応できる弁護士を目指したいと思っています。ぜひお気軽にご相談ください。

学歴
平成19年3月長崎県立長崎南高等学校卒業
平成20年11月日商簿記2級
平成24年3月九州大学経済学部卒業
平成26年9月司法試験合格
令和3年2月基本情報技術者試験合格
令和4年12月情報処理安全確保支援士試験合格(旧情報セキュリティスペシャリスト)
令和5年4月個人情報保護士認定試験合格
職歴
平成28年12月長崎県弁護士会登録
弁護士法人ふくざき法律事務所入所
平成29年4月長崎医療技術専門学校非常勤講師(平成29,30年度、令和2,4,5年度講義担当)
平成31年4月~長崎県弁護士会憲法委員会副委員長(~令和3年3月)
長崎大学病院臨床研究倫理委員会(~現在)
令和3年6月~日本尊厳死協会・ながさき理事
令和4年4月~長崎県弁護士会憲法委員会委員長(~現在)
令和5年4月~情報処理安全確保支援士登録(登録情報セキュリティスペシャリスト、登録番号:024948)
令和5年10月~長崎県個人情報保護審査会会長
令和6年4月~九弁連主任